動物危機管理学科では、身近なペットをはじめ、実験動物、産業動物、さらには野生生物まで、様々な動物を対象とした幅広い分野の専門知識の習得と高度な技術を身につけ、ヒトと動物の共生に係わるリスク評価・危機管理等の分野で活躍できる人材の育成を目指しています。行政・政策的視点に立ったヒトと動物の共通感染症への対策、野生生物の生態・特性の解明と保全、外来動物種の在来生態系への影響評価、実験動物を用いた毒性学的評価、動物看護・飼養管理、災害救助犬・障害者補助犬等の活用、災害時のペットや家畜の管理対策、畜産における危機管理に主眼を置いた家畜の感染症防御対策などに関する知識や技術を学ぶことができます。さらに、近隣諸国からの外国人学生と共に国際的越境感染症の知識や技術を学ぶことにより、国際的な連携も可能です。

民間資格ではありますが、難しいことで知られる社団法人・日本実験動物協会認定の「実験動物技術者一級資格試験(学科)」に今年は本学から5名の合格者が出ました。この試験は、大学や試験研究機関に勤務する実験動物技術者にとっては必須の資格であり、本来なら大学卒業後1年の実務経験を積んだのちにしか受験できないものです。本学は、同協会から全国でも数少ないこの一級試験の受験特例校に認定されており、3年生から受験が可能となり、在学中に2度の受験のチャンスを与えられています。皆さんも同試験に挑戦してみてはいかがでしょうか。
毒性学を学ぶことは奥深い!!
毒性学は、安全性を確保するためには欠かすことのできない分野です。新薬を開発するために行われている試験や、薬による生体への影響を学ぶことができ、子供は単なる大人のミニチュアではないという視点に立って、単純に薬の量を減らして投与して良いわけではないなど、講義の内容は驚きの連続でした。普段の生活ではなかなか得ることのできない知識が得られることや、講義の内容を、即、普段の生活に役立てることのできる科目であると思います。
野生動物由来の感染症や人獣共通の新興・再興感染症対策などの危機管理学と薬学の学際領域で国際的に活躍できる人材を養成します。また、危機管理の素養や実 験動物技術を身に付け、動物学の専門知識を基礎に、野生生物の生態を理解して特定外来生物や野生動物の対策保護、農作物被害対策を学びます。

- ヒトと動物の共通感染症への対策
- 外来動物種の在来生態系への影響評価
- リスク評価に必要な実験動物技術


- イヌやネコをなでていると気持ちが落ち着くと感じませんか。人類が地球上に生まれ、進化の歴史の中で「人と動物との間に育まれてきたもの」をヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)と呼びます。人と動物のふれあいが双方の心身に良い影響を与えあっていることが明らかになって生まれた学問がヒューマン・アニマル・ボンドの科学です。それを学ぶことによってあなたの動物や自然を見る目、接し方、生き方が変わるかもしれません。

- 受精卵の採取から始まって、DNAのマイクロインジェクションや偽妊娠マウスへの胚移植などの作製技術のみならず、キメラマウスの作製方法や受精卵や精子の凍結保存法など、発生工学に関わる様々な周辺技術も学びます。
- 実験動物技術者(1級・2級)
- 中学校・高等学校教諭一種免許状(理科)(申請予定)
- 動物看護士(JAHA3級・2級)
- ビオトープ管理士
- 愛玩動物飼養管理士
- 生物分類技術検定
- ペット栄養管理士
- eco検定
等
- 公務員(家畜防疫対策危機管理担当者)
- 研究機関(国・地方自治体、民間企業)
- 中学校・高等学校理科教員
- 大学院進学






