研究紹介|製剤/化粧品科学研究室

研究領域は大きく3つに分けられます。第一に「化粧品処方(製剤化)に関わる基礎研究」、第二に「皮膚生理の研究」、第三に「経皮吸収に関する基礎研究」です。化粧品開発にあたりいずれも重要な研究領域であり、医薬品とも関係の深いものばかりです。

研究概要

製剤化の基礎研究

化粧品だけでなく食品や医薬品など、世の中にはその機能をもたらすために適切な剤型を調製する必要があります。当研究室では、このような剤型の基本となるコロイド・界面科学分野の研究を行っています。

  • ・界面活性剤の特性を表す新規指標の構築
  • ・機能性界面制御剤(AIM)によるエマルションの調製
  • ・液晶希釈型ナノエマルションの非平衡挙動
  • ・界面活性剤ミセル水溶液のローカル構造転移

皮膚生理の研究

化粧品を塗布した時の皮膚状態の変化を専用の評価機器を用いて評価しています。また、皮膚最外層の角層中に含まれる成分を分析し、皮膚生理との関係を調べています。

  • ・化粧品塗布後の皮膚性状変化
    ・角層中のウロカニン酸解析

経皮吸収の研究

化粧品に含まれる成分の構造設計や処方設計の観点から、化学物質の皮膚浸透性メカニズムや制御法について研究しています。

  • ・生体膜モデルを用いた膜透過ペプチドの物理化学的透過制御
  • ・リポソーム2分子膜の熱特性
  • ・化粧品有効成分の界面化学的物性と経皮吸収性