航空工学・ドローンコース
航空技術危機管理学科

航空工学・ドローンコース

航空に関わる広い知識を身に付け、
航空機の設計・整備・運航を
技術面から支える人材を養成

航空工学・ドローンコースの特色

航空工学・ドローンコースでは、「空を飛ぶ」ことをぐっと身近に感じられる体験が待っています。授業では、ただ知識を学ぶだけでなく、実際に手を動かして設計し、飛ばすことで、飛行の仕組みを体感しながら理解していきます。たとえば1年次には、航空工学の基礎を学びながら、自分たちで設計・制作した模型飛行機を飛ばす実習を行います。自分たちでつくった機体が実際に空を飛ぶ瞬間は、教科書だけでは得られない感動があります。ドローンも同様に、設計から操縦までを自分たちで行います。飛ばしてみることで得られた気づきをもとに、よりよい設計へとつなげる実践的な学びが特徴です。ものづくりが好きな人、空に興味がある人、ドローンを飛ばしてみたい人、一緒に夢を現実に変えてみませんか。

1年次:無線技術の習得 数学物理の基礎知識の修得 飛行機製作実習、2年次:基礎的な学力に関わる知識の修得(流体力学・空気力学・材料力学など)ドローン設計製作実習、3年次後半〜:機体・エンジンなどに関する体験的知識の修得 機体・エンジンの修理実習 CAD実習 ドローン操縦実習、4年次:卒業研究

学びの特徴

  • 知識を形にする技術

    知識を形にする技術

    航空工学では、構造・空力・電気・推進システムなどの専門知識を学ぶだけでなく、アイデアを現実の形にするための「設計」や「製図」の技術も不可欠です。例えば、CADソフトの操作は、アイデアを図面として可視化し、製作へとつなげるために欠かせない技術です。航空工学・ドローンコースでは、このCADソフトを用いた製作図の作成技術を、基礎から応用まで体系的に習得します。

  • 実機を使った実習、本物の力

    実機を使った実習、本物の力

    格納庫には、航空業界で実際に使用されていた機体「セスナ172P型」が配備されています。整備実習では、単に英語マニュアルの読み方を学ぶだけでなく、実機を目の前にして自ら整備手順書を作成するなど、実務に即した訓練も行います。将来、航空機整備士や航空技術者として求められる、実践的な知識・技能・論理的思考力を総合的に養います。実物の航空機に触れながら学ぶことで、机上では得られない“本物の力”を身につけることができます。

  • 次世代の空を担うドローン技術者の育成

    次世代の空を担う
    ドローン技術者の育成

    2年次から本格的にドローン技術を学びます。「ドローン製作実習」では、HAWK’S WORK F450の組み立てを通して、飛行メカの構造や操作技術を実践的に習得、「ドローン工学論」では、ブラシレスモーターの制御方法など、理論面からドローンの仕組みを深く学びます。未来の空を支えるのは、あなたかもしれません。ここでしか学べない先端技術と実践が、“空のエンジニア”へと導きます。

施設紹介

低乱風洞実験装置(風洞実験室)
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低乱風洞実験装置
(風洞実験室)

風洞という風が流れる装置の中に翼の模型を置き、揚力(浮かび上がる力)や抗力(進むのをさまたげる力)を測定します。流れの様子や圧力も観察できるので、翼の形を工夫して、より効率よく安全に飛べる設計につなげることができます。航空工学の基礎が身に着く、とても重要な実験です。

ターボファンエンジン JT9D(航空機格納庫)
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ターボファンエンジン JT9D
(航空機格納庫)

航空整備技術の教材として、ボーイング767に搭載されていた双発中型旅客機用のジェットエンジンを使用しています。キャンパス内の格納庫に搬入されたこのエンジンは、吸気口だけでも人の背丈ほどあるほど巨大です。実物を用いた実習により、エンジンの構造や機能に対する理解が飛躍的に深まり、実践的な学びが可能となります。

ドローン操縦コース設計(体育館)
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ドローン操縦コース設計
(体育館)

3年次に開講される「ドローン操縦実習」では、学生が自分たちで体育館内にドローン用の飛行コースを設計し、そのコースを使って実際にドローンを飛ばす訓練を行います。操縦の技術だけでなく、安全性や効率を考えたコースづくりにチャレンジしています。

取得可能な
免許・資格

  • 航空無線通信士
  • 航空特殊無線技士
  • 防災士
  • 危険物取扱者(甲種)
  • 放射線取扱主任者
  • X線作業主任者

卒業後の進路

  • 航空会社
  • 航空整備会社
  • 航空測量会社
  • 航空機器開発製造関連会社
  • 航空機運航サポート関連企業
  • 電気情報機器製造関連会社
  • 大学院進学
  • 航空自衛隊
  • 海上保安庁
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