細胞検査士養成プログラム
危機管理学部 保健医療学科

細胞検査士
養成プログラム

在学中に細胞検査士の
資格が目指せる

細胞検査士養成プログラムの特色

細胞検査士とは、顕微鏡を用いて血液や体の細胞を観察し、がん細胞を特定する専門職です。また、細胞の変化をいち早く見つけることで、がんの早期発見にも貢献します。通常は、臨床検査技師を取得後、病院での実務経験を経ることで受験資格が得られます。千葉科学大学は、「日本臨床細胞学会」から「細胞検査士養成所」として認定を受けていますので、細胞検査士養成プログラムを受講することで、在学中に細胞検査士の資格試験を受験することが可能です。

細胞検査士養成プログラム

細胞検査士を目指すために

細胞検査士の受験資格を得るためには、臨床検査技師のカリキュラムに加えて、900時間の指定トレーニングが必要です。本学では、細胞検査士資格を持つ教員が学生一人ひとりを丁寧にサポートし、細胞診の技術や形態観察能力を磨きながら、資格取得に向けた指導を行います。

1年次

医療人としての土台を築く

  • 1年次では、細胞検査士として必要な医療の基礎知識と共に、臨床検査技師を目指すための専門基礎科目を学びます。解剖学 生理学 病理学などの基礎医学に加え、危機管理やチーム医療の重要性を理解する科目を受講します。さらに、将来の専門分野を意識づけるため、医療現場の見学なども取り入れ、学ぶ意欲を高めていきます。

医療人としての土台を築く

2年次

検査技術の基盤を確立

  • 2年次からは臨床検査に関する専門科目が本格化し、病理学実習や細胞検査に関連する科目が始まります。標本作製、染色、顕微鏡観察などの技術を段階的に習得します。あわせて、P2実験室を活用した遺伝子検査の初歩も学び、広い視野を持った医療技術者としての土台を築いていきます。

検査技術の基盤を確立

3年次

専門性を深める応用学習

  • 3年次では、細胞診断学・臨床細胞学など、より高度な専門科目に取り組みます。婦人科領域や呼吸器、尿・消化器など多様な臓器における細胞像の読み取り技術を実践的に学びます。また、実際の標本を使用して診断能力を高める訓練など、細胞検査士認定試験に向けた準備が本格化します。

専門性を深める応用学習

4年次

細胞検査士合格のための総仕上げ

  • 4年次は、病院で活躍する細胞検査士を講師に招いて、実際の細胞診症例を鏡検します。多様な症例に触れることで実践力を高め、試験に必要なスクリーニング能力や判定能力を養います。また、細胞検査士認定試験に向けた集中講義・模擬試験などで総仕上げを行います。合格だけでなく、その先の即戦力となる人材育成をめざします。

細胞検査士合格のための総仕上げ

千葉科学大学
細胞検査士養成プログラムの4年間

区分 学びのポイント 主な学修内容(キーワード)
1年次 医療人としての基礎づくり 医学・検査の基礎、解剖、病理、チーム医療、一次救命措置
2年次 検査技術の土台を固める 標本作製、染色、顕微鏡実習
3年次 専門的な細胞診断能力の習得 婦人科・呼吸器などの細胞像、症例鏡検、細胞検査士試験対策スタート、学会への参加、施設見学
4年次 実践力と資格取得を仕上げる 臨地実習(病院等)、細胞検査士試験対策、卒業研究、就職活動
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