— インドネシアにおける健康診断結果を用いた腎疾患リスクを分析 —

千葉科学大学大学院 危機管理学研究科(危機管理学専攻)所属の高野洋平さんが、2025年10月19日に開催された第32回 東京都臨床工学技士会 学術大会において、研究発表を行いました。
発表タイトルは、「インドネシアにおける健康診断結果を用いた腎疾患の潜在的リスク評価」。

 

本研究では、インドネシア国内の健康診断データをもとに、生活習慣や検査値から腎疾患の潜在的リスクを統計的に分析し、早期予測・予防医療への応用可能性を検討しました。
臨床工学技士の立場から国際的な健康課題にアプローチする新しい視点として、会場でも高い関心を集めました。

 

高野さんは、危機管理学部 保健医療学科の海老根雅人准教授および飯田涼太助教の指導のもと、医療データ解析や国際医療協力の観点から研究を進めています。今回の成果は、本学が推進する「臨床工学技士教育 × 国際連携 × データサイエンス教育」の一環として位置づけられるものです。

千葉科学大学では、今後も学生・大学院生が国内外の学術大会で研究成果を発信し、医療・工学・データの融合による新しい医療支援の可能性を探求してまいります。