薬学部薬学科
我が国は,かってない高齢化社会を迎えている.それに伴い国民医療費の総額も40兆円を超え,健康保険制度を始めとして様々な問題が生じている.その中でも,とりわけ医薬品に関わる問題がかなりの部分を占めている.それに対し厚労省は後発医薬品の利用促進とセルフメディケーションの推進といった対応を進めているが,必ずしも順調に進んでいるとは言えない.国民の健康上の利益を確保しつつ,これら2つの目標を達成するために,問題点を見つけ出し,いかなる方法で解決できるのか調査研究を進めたいと考えている.
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