全国的に知られた『銚子』には、水揚げ高日本一の銚子漁港や「銚子の灯台キャベツ」に代表されるように魚介類や農作物など多くの食材があります。これらの魅力ある地域資源を活用するため、地元企業と協力して、付加価値がある食材の共同開発を行っています。
地元企業のNPO法人ちょうしがよくなるくらぶと協力して、機能性表示食品「銚子のおちょうしサバ」(届出番号 D94)を開発しました。機能性表示食品とは、論文調査等の科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品で、消費者庁に届け出を行うことで商品を開発できる食品です。
本共同開発では、産・学・民の関係者がそれぞれに得意分野を活かし、役割を分担しました。旬の鯖を仕入れて水煮缶詰にする工程は、銚子市内の老舗缶詰製造会社「田原缶詰梶vが担当。その鯖水煮缶詰を分析し、システマティックレビューと呼ばれる証明方式で有効性を示す役割を担当したのは、銚子市にキャンパスを構える「千葉科学大学 薬学部」(研究代表者 大高泰靖)。さらに缶詰にブランド価値を付与し、販売戦略を担当したのが、鯖の専門商社として有名な「且Iや」。そして、全体のプロデュースやデザインなどをNPOちょうしがよくなるくらぶが担当しました。
本商品は、
NPO法人ちょうしがよくなるくらぶ
(
商品紹介ページ
)、および、
且Iや
を通じて全国販売しております。銚子市の「ふるさと納税」の返礼品としても利用されています。
銚子のおちょうしサバ(1缶パッケージ)
銚子のおちょうしサバ(3缶パッケージ)
千葉科学大学 薬学部 薬学科 教授
物理系薬学領域(薬品分析学)
大高 泰靖
〒288-0025 千葉県銚子市潮見町15-8
hohtaka@cis.ac.jp
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