校長 早川 昌二
千葉科学大学附属高等学校は、多様な入学動機や進路希望、学習経験など様々な背景を持つ生徒一人一人に心身の発達や進路に応じて必要となる力を身に付けさせ、社会に貢献できる人材を輩出します。
かつてないほどのスピードで変化する社会情勢に対応することが求められる現代社会において、本校では、国内外の生徒一人一人の入学動機や大学等への進路希望に寄り添いながら、多様性への理解や主体性、問題解決能力を育成してまいります。
今、日本社会における人口減や労働力不足問題は、喫緊の課題としてその対応が官民一体となって取り組まれています。こうした背景に鑑み、本校では積極的に海外生徒を受け入れ、我が国の伝統や文化、習慣に慣れ親しんでもらうとともに、卒業後には千葉科学大学をはじめとした関連大学等に進学させ、将来的には我が国の労働力を支える人材を育成・輩出することを最大の目的としています。
また、学園建学の理念の下、学びの多様性が叫ばれる昨今、地域の学びのセーフティーネットとしての役割を果たしていくことも本校が果たすべき責務であるとの認識に立ち、通信制課程の強みを活かして生徒一人一人の能力を最大限に引き出せるようなカリキュラムを提供しつつ、進路の実現に向けての有意義な高校生活が送れる環境を提供してまいります。
これらの教育活動を実践するにあたり、以下に記載したとおり、教育・研究推進のための「グラデュエーション・ポリシー」、「カリキュラム・ポリシー」及び「アドミッション・ポリシー」、ガバナンス体制と人材育成を柱とした目標等を設定し、同時に各政策における中期目標並びに具体的事業計画を立案いたしました。
本年は学校の完成年度である開校三年目を迎え、国内生徒の充実はもとより、主眼としている海外生徒の入学についての取り組みについても改善を図り、事業の遂行に努めてまいります。
校長 早川 昌二
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