危機管理学部航空技術危機管理学科
安全・安心な生活を脅かす事故や災害による被害を減少させるには、要因をしっかりと見極め整理する必要があります。しかし、これらを引き起こすエネルギは非常に大きく、突然襲ってきます。このため、実現象を把握するのは困難であり、実験や計算機を使ったシミュレーションが力を発揮します。我々の研究室では、水や風といった流体運動に関連する現象を対象としています。手法を大別すると、コンピュータを用いた数値的研究と、水槽や風洞を用いた実験的研究に分けられます。対象は、自然災害や防災機械・設備と多岐に渡ります。数値的研究と実験的研究が互いを補完しあいながら、社会の安心に貢献する機器・設備・手段の開発を目的に、研究を行っています。