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千葉科学大学 世界で活躍できる舞台提供へ、インドネシアに学生ボランティア派遣/現地防災団と協定締結/健康診断実施や健康管理指導

20.03.02

危機管理の素養を持つ学生に世界で活躍する舞台を提供しようと、アジア初の危機管理学部を創設した千葉科学大学(千葉県銚子市潮見町)は2020年2月、インドネシア共和国に同学部保健医療学科の田中良学科長ら教員と学生ボランティア計5人を派遣。同国社会省傘下の防災団と協定を結ぶとともに、合同訓練を実施しました。

社会省には災害時に緊急対応を行う防災団・TAGANA(青年災害準備団)があります。田中学科長が2019年10月、インドネシアで防災団の訓練を視察した際、「アジア圏で唯一危機管理学部を持っている千葉科学大学の田中研究室から防災団への技術協力をお願いしたい」と申し出があり、実施することとなりました。

現地では2月18日、「危機管理リサーチ、高等教育の強化、TAGANAのキャパビル(能力構築)、人材の交流等」を目的にTAGANAと協定を締結。本学教員・学生と社会省職員が、メンタルヘルスの問診、身長・体重測定、尿検査など、TAGANAの団員に健康診断を行いました。学生には保健医療学科救急救命学コースの履修者もおり、救命救急救助法など大学で学んだ知識や技術を団員に教授。防災分野での国際交流となりました。

一行は、社会省大臣が出席のTAGANA中級部門活動のイベントにも参加。同国ダルマプルサダ大学主催のセミナーでは学生が防災に関する紙芝居を披露し、本学教員は「健康管理マネージメント」「防災マネージメント」と題する2つの講演を行いました。

連日の訓練、指導は早朝7時から始まり、夕方までのタイトなスケジュールでしたが、学生たちは非常に有意義で充実した経験ができました。本学としては今回の貴重な経験を生かし、世界で活躍できる人材の養成に力を入れ、海外での活動機会を創り上げるよう、学生をサポートしていく方針です。
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