リスク・危機管理という独自の専門分野を共通知識として、防災、環境および医療技術の分野が互いに連携して総合的な見地からリスク・危機を評価・管理するために必要な知識・技術を研究・教育することにより、複雑・高度化した技術社会において幅広く活躍できる人材を育成します。
地球温暖化の影響により、近年、これまでに経験したことのない規模の災害が発生しています。また、新型コロナウイルスによるパンデミックは、疫病に対する科学者の対応を見透かしたかのような変異を繰り返し、終息には目処が立たない現状にあります。危機管理学では、これまでの事例に基づき予想や対策を講じるのが常套手段ですが、来るべき危機への対応には、従来の手法では十分とは言えない時代になりつつあるのかもしれません。
危機管理学研究科では、過去の経験のみにとらわれない確度の高い想定と対策、また、防げなかった望ましくない状況に対して、最小限の被害で抑えるための方法を科学的に考えることにより、従来の学問分野の枠組みを超えて、より高度な専門知識を備えた人材を育成します。
危機管理学研究科修士課程は、国際的にも大きな取り組みが求められる温暖化などの地球環境問題やこれまでに例を見なかった様な大規模災害に的確に対応するため、従来の学部学科の枠組みを超えてより高度な専門知識を備えた危機管理の専門家を養成することを目的とする。
危機管理学研究科修士課程では、地球温暖化問題や大規模災害に的確に対応するため、従来の学術領域を越え、より高度な専門知識を兼ね備えた危機管理の専門家を養成することを目的としているため、以下の教育課程を編成している。
本課程は高度な専門的知識を備えた危機管理の専門家の養成を行う。そのため、所定の期間在学し、教育目標の達成を目的に計画されたカリキュラムに沿って履修し、所定の単位を取得するとともに、修士論文又は特定の課題についての研究成果の審査ならびに最終試験を合格し、以下の要件を満たす者に、修士(危機管理学)の学位を授与する。
危機管理学研究科博士課程(後期)は、自立して研究活動を行うとともに、危機管理対策に精通して、環境・災害・医療技術の各分野の知識を総合的に連携し、知識・判断力と経験を兼ね備えた危機管理の中核を担うことが出来る人材の養成を目的とする。
危機管理学研究科博士課程(後期)では、自立して研究活動を行うとともに、危機管理対策に精通して、環境、動物、災害、社会、医療技術の各分野の知識を総合的に連携し、危機管理の中核を担うことが出来る人材の養成することを目的としているため、以下の教育課程を編成している。
本課程は自立して研究活動を行うとともに、危機管理対策に精通して、環境、動物、災害、社会、医療技術の各分野の知識を総合的に連携し、知識・判断力と経験を兼ね備えた危機管理の中核を担うことが出来る人材の養成を行う。そのため、所定の期間在学し、教育目標の達成を目的に計画されたカリキュラムに沿って履修し、所定の単位を取得するとともに、論文審査ならびに最終試験を合格し、以下の要件を満たす者に、博士(危機管理学)の学位を授与する。