保健医療学科では、チーム医療、医療安全、災害医療を柱とした危機管理の素養を持つ医療のスペシャリストを養成します。本学科は「臨床検査学」「臨床工学」「救急救命学」の3つの専門コースで構成されており、さらに臨床検査学コースでは、臨床検査技師の国家資格に加え、細胞検査士・遺伝子分析科学認定士の3つの資格取得を目指すプログラムを設置しています。いずれのコースも通常の授業に加えて国家試験に向けての特別授業を開講するとともに、医療と医療危機管理に関連する多彩な資格の取得をサポート。専門分野での活躍はもちろん、医療現場における安全管理から災害発生時の保健医療活動まで、さまざまな要請に対応できる即戦力の医療技術者を養成します。
危機管理の素養を持ち、遺伝子関連検査などの先端医療に貢献できる臨床検査技師を養成します。
危機管理の素養を持ち、臨床検査技師の国家試験受験資格と細胞検査士及び遺伝子分析科学認定士の資格取得を目指す人材を養成します。
危機管理の素養と医療機器の工学的な専門技能を、医療の幅広い分野で発揮できる臨床工学技士を養成します。
災害や感染症を理解し、救急医療の心・技・体を兼ね備えた救急救命士を養成します。
臨床検査技師、臨床工学技士、救急救命士はいずれも高難度の国家資格。本学科ではコースごとの専門教育・実習のほか、国家試験に特化した特別授業も開講。さらに、ゼミごとにグループ学習を行うなど、きめこまかなサポートを実践します。
保健医療学科
保健医療学科では、人の健康と生命を守るための知識と技術を学び、安全・安心な社会の構築に寄与する態度や思考力を身につけた者に学士(危機管理)の学位が授与されます。
保健医療学科
危機管理と医療技術の素養を身につけ、保健医療分野(臨床検査学・臨床工学・救急救命学)に関する専門知識と技能を有し、チーム医療を通して安全・安心な社会の構築に貢献する人材養成を目的として、教育課程編成、当該教育課程における学修方法・学修課程、学修成果の評価の在り方について示します。
初年次教育では自然科学系の基礎知識を学科基礎科目として修得し、更に「危機管理学入門」等の学部共通科目や「医学・公衆衛生学概論」、「病理学」、「微生物学概論」など基礎医学科目による危機管理や基礎医学の知識・技能が修得できるように設定されています。さらにコース別専門科目(臨床検査学・臨床工学・救急救命学コース)においては、SGD(Small Group Discussion)や演習、実習などによりアクティブラーニングを実践し、保健医療分野に関する専門的知識・技能が効果的に修得できるように設定されています。3年次より研究室に所属し、医療人・社会人として必要なコミュニケーションスキル、研究手法等を学び、4年次に卒業研究をとおして総合的な問題解決能力が身につくように設定されています。
また、教育課程を通じて「キャリアデザイン」、「教養ゼミナール」、「臨床検査臨地実習」、「臨床工学臨床実習」、「病院内実習」等のキャリア科目において、人の健康と生命を守る医療現場の見学や実務実習により、チーム医療に貢献する態度を身につけ、将来の進路選択に活かせるように設定されています。
「卒業研究」は学科で求める知識・技能・態度・思考力についての総合的な評価科目として、教育課程の集大成と位置付けられています。
保健医療学科