令和２年12月11日

在校生・保護者の皆様へ　

千葉科学大学
学長　木曽　功

　標記の件につきまして、ご承知の通り、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）患者が日本国内で急増しております。このことから、年末年始の休みに帰省すると、移動中に新型コロナウイルスに感染するリスクが高まり、帰省先にウイルスを持ち込む可能性もあります。
　地域によっては、感染拡大地域から帰省してくる家族がいた場合、保護者が職場への出勤を禁止されたり、デイケアを受けている祖父母がいた場合、利用禁止になったりすることがあります。また、帰省先から銚子に戻って来るときにも感染のリスクが高く、大学内でのクラスター発生の可能性も高まります。
　1月には定期試験が控えており、卒業予定者の中には国家試験の受験を控えている学生もおります。今年度の国家試験に関しては、新型コロナウイルスに感染して受験ができなくても、再試験などの救済措置はないことが厚生労働省より発表されています。受験できなければ翌年の受験となります。

　以上のことをご理解の上、年末年始の帰省について、可能な限り自粛して、下宿先（実家から通っている学生は自宅）にとどまるようお願い致します。

　それでも、帰省せざるを得ない場合、また帰省しない学生も感染対策の基本である「マスクの着用」「手洗い（手指消毒）」「換気」を徹底し、感染リスクが高まる「５つの場面」を避けてください。年明け、授業が再開した時に発熱等の体調変化に注意し、発症が疑われる場合はすぐに健康管理センター（0479-30-4538）へ連絡をしてください。

≪感染リスクが高まる「５つの場面」≫
① 飲食を伴う懇親会など
② 大人数や長時間におよぶ飲食
③ マスクなしでの会話
④ 狭い空間での共同生活
⑤ 不特定多数の場所の訪問、滞在

　皆さん一人一人が気を緩めることなく、感染対策を徹底することで、新型コロナウイルス（COVID-19）の感染リスクを低くすることができますので、ご理解とご協力をお願い致します。