『この薬草探索会は単に薬草を探すイベントではありません。』
この会に先立ち、安東学部長が最初に発言した言葉です。
薬学部では毎年1年生対象に薬草探索会を銚子ジオパーク推進協議会のご協力のもと、実施しています。本年度は2024年5月22日(水)の午後に実施しました。今まで景色の中のひとつに過ぎなかった雑草が、生薬であると知った学生たちは、薬草を近くで観察し、手触りや匂いの違いを確認しました。
<開催趣旨(安東学部長のあいさつより抜粋)>
『薬草は古くから利用されてきました。しかし、薬草を見つけ、飲んで、治った!で終わっていたでしょう。
近代になり、薬草の有効成分を調べる「分析化学」が発展しました。有効成分がわかると大量生産するために「有機化学」が求められました。
例えばある物質に解毒作用があることがわかったら、作用を明らかにする「薬理学」が必要でしょう。場合によっては「毒性学」や「生理学」の利子気も必要でしょう。これらはどれも薬学部でこれからまなぶことばかりです。
今日の薬草探索会を通じ、薬草がどのように近代の医薬品になっていったか、思いを馳せてください。』
薬草探索会 前編
https://youtube.com/shorts/tFqHe49mo54
薬草探索会 後編
https://youtube.com/shorts/HzzPaApJTHU
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