2024年12月13日(金)、Incident Command System 100(国際資格:略称はICS100)試験に合格した危機管理学科2年生に対し、ICS100の授与式が執り行われました。
ICSとは、1970~80年代に米国加州で発生した大規模林野火災における多機関連携初動での失敗から得た教訓を具体化した災害初動ツールで、日本では2011年3月11日に起きた東日本大震災後にその導入について政府も議論を開始。千葉科学大学では、専門科目(災害対策論)を履修し(日本の大学では初)、日本語で試験を受け合格することで、提携校であるカナダブリティッシュコロンビア司法大学(公的資格付与機関)からICS国際資格(初級)を付与される制度です。
ICS 100は緊急事態に対応する『リーダー』になるための基礎知識であり、今回合格したみなさんも、将来日本や世界で活躍する危機管理のリーダーとして頑張ってください!
なお、授与式当日には阪神・淡路大震災でも救助隊として活躍した、神戸消防署の渡海正則さんにもご来場いただき、当時の経験をお話ししていただく貴重な機会にもなりました。