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薬学科の照井教授と坂本助教と城西大学の古地教授らの共同研究の成果がJournal of Biochemistry (JB)誌の172巻、109-115頁(2022)に掲載されました。

2022.07.29

生命の祖先モデルとして広く研究されている高度好熱菌の一種であるThermus thermophilusが生産するポリアミンが、高温下での細胞増殖に必須の役割を担っていることを分子レベルで明らかにしたことが評価されました。
ポリアミンは、私達ヒトにとっても成長に必須な物質であり、高温環境下であったと予想される生命誕生期においてポリアミンが初期段階で生産され、DNAの安定化など生命現象に重要な役割を果たしていたと考えられます。

Polyamines produced by an extreme thermophile are essential for cell growth at high temperature.
Sakamoto A, Tamakoshi M, Moriya T, Oshima T, Takao K, Sugita Y, Furuchi T, Niitsu M, Uemura T, Igarashi K, Kashiwagi K, Terui Y.
J Biochem. (2022) 172:109-115.

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