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2023年9月15日

千葉科学大学地域連携推進に関する目標・計画

 本学は、教育の目標として、「『健康で安全・安心な社会の構築』に寄与できる人材の養成」を標榜するとともに、社会貢献の目標として「地域と共生する大学づくり、平和で文化的な地域づくりへ参画」を掲げている。これらの目標を実現するため、平成26(2014)年には、文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(Center of Community)」(以下、COC事業)として「防災・郷土教育を積み上げた、人に優しく安心して住める地域創り」が採択されるとともに、地域・社会連携に対応する部署として「学外連携ボランティア推進室」を設置した。また、平成28(2016)年には、10年後における千葉科学大学のあるべき姿(将来像)として「CIS Vision 2026」を策定・公表し、その6項目のうちの1項目として「【Ⅲ】地域社会との連携」を掲げている。その後、COC事業が平成30(2018)年に終了し、さらに、令和元(2019)年末から新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、地域社会との連携事業を進めることが困難な状況に直面した。しかし、2023年5月8日、政府が新型コロナウイルス感染症の位置づけを5類(季節性インフルエンザ相当)へと移行したことに伴い、本学の教育・研究環境も、コロナ禍以前の状態に戻せる見通しが立ってきた。
 そこで、自治体及び産業界等と連携した研究をより一層推進するとともに、地域連携を活用した教育を通して全国・海外で活躍できる人材を養成するため、以下の通り、令和6(2024)年度からの3年間の地域連携活動に関して、「体制整備」「生涯学習」「地域交流」「人材育成」「共同研究」について目標・計画を定める。

【体制整備】

  • 地域貢献に係る包括連携協定の協定先を増加させる(令和4年度:20件→令和6~8年度:25件以上)とともに、連携事業を推進するため協定先との協議を継続的に実施する
  • 地方自治体や産業界等から課程編成に関して意見聴取をする機会を増やす
  • 地方自治体や産業界等と連携したリスクマネジメント体制の構築について検討を進める

【生涯学習】

  • 「市民公開講座」の講座数を増加させる(令和4年度:25講座、令和5年度:34講座→令和6~8年度:40講座以上)
  • 修士課程総合危機管理学コース、修士課程医療マネジメントコース(厚生労働省「専門実践教育訓練講座」兼文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」)を継続する
  • 「災害支援動物危機管理士」履修者の満足度を向上させる
  • リカレント教育を推進する方策について検討を進める ・社会人の科目等履修生・長期履修学生の受入を継続的に進める

【地域交流】

  • 外部団体からのボランティア募集を増加させる
  • 自治体や産業界等との海外への情報発信について検討を進める
  • 学生が地域に対する理解を深めることを目的とした必修科目『銚子学』を引き続き開講するとともに、銚子市及び産業界等と連携して『銚子学』教科書の改訂を進める
  • PBL科目「プロジェクト学習」において地方自治体や産業界等と連携したプロジェクトを増加させる(令和4年度:3件、令和5年度:4件→令和6~8年度:8件以上)
  • 「まちの保健室」参加者の満足度を向上させる

【人材育成】

  • 地方企業等への就職率を向上させる(令和3年度:29%、令和4年度:30%→令和6~8年度:35%以上)
  • 地方自治体や産業界等と連携した社会人対象の地域経済活性化に係るプログラムについて検討を進める
  • 「防災士養成講座」受講者の満足度を向上させる

【共同研究】

  • 地方自治体や産業界等と連携した地域課題解決の研究を増加させる(令和4年度:1件→令和6~8年度:3~5件以上)
  • 地方自治体や産業界等の要望による講師派遣の件数を維持する(令和6~8年度:30件以上)
  • 寄附講座の設置について検討を進める
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