医療費の削減は、日本を含む世界中において重要な課題である。アミノ基またはカルボキシ基を有する医薬品について、α-アミノ酸およびコハク酸を介してD-グルコサミンを導入することで、安価に付加価値をつけられる非イオン型水溶性医薬品を開発することを目指す。このような医薬品は、細胞膜を通過することが可能であると予測され、かつ、微生物または酵素によりα-アミノ酸部分で切断できることで、活性化できると予測できる。すなわち、アミノ酸配列を工夫することでオーダーメイドの医薬品の創生が可能になる。また、水溶性と脂溶性のバランスを考える必要がないうえに、これまでに開発されてきたアミノ基またはカルボキシ基をその部分構造に有するすべての医薬品について、同等以上の効果が期待できる無制限の新規医薬品を容易に準備できる点に大きな特徴がある。
所属 | 薬学部 薬学科 教授
薬学研究科 薬学専攻 教授 |
---|---|
学位 | 薬学博士 ( 静岡薬科大学 1987年 3月 ) |
専門分野 | 非イオン型水溶性医薬品 、触媒的不斉反応 、カルボニル核酸 |
学歴・職歴 | 1987年3月 静岡薬科大学 大学院 薬学研究科 薬品製造化学専攻 博士課程 修了 | ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
主な担当科目【学部】 | 薬品合成化学Ⅰ,Ⅱ、薬品合成化学実習、特別実習、卒業研究 | ||||||||||||||||||||||||||||||
主な担当科目【大学院】 | 特別講義Ⅰ、医療薬学ゼミナールⅠ、特別研究 | ||||||||||||||||||||||||||||||
主な論文・著書 | <発表>
|
||||||||||||||||||||||||||||||
所属学会 | 日本薬学会 | ||||||||||||||||||||||||||||||
資格 | 薬剤師(昭和57年) 臨床検査技師(昭和57年) |
||||||||||||||||||||||||||||||
その他 | 小中高校生のためのⅠ方式簡易型有機化学実験(CISブランド合成研プロジェクト1) 受賞: 「有機合成化学協会・味の素研究企画賞(平成10年)」、日本薬学会・東海支部奨励賞(昭和62年)」、「宮田専治学術振興会・研究助成金(昭和59年)」 文科省科研費: 奨励研究A(平成9~10年度) 招待講演: 財団法人相模中央化学研究所開所記念講演会(平成24年) 日本化学会関東支部化学教育協議会委員(平成18~19年度) 出張講義テーマ: 「ノーベル化学賞を見る」、「新規化合物?カルボニル核酸」、「千葉科学大学発の体にやさしい水溶性医薬品の開発」 ![]() 高大連携: 江戸川学園取手中・高等学校(高等部2年対象)アフタースクール(江戸川学園取手中・高等学校ホームページはこちら) アフタースクールの概要はこちら(江戸川学園取手中・高等学校ホームページより) アフタースクールの内容はこちら |