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戸田

戸田 和之 (とだ かずゆき)  / Kazuyuki Toda

災害を防止するには、要因をしっかりと見極め整理する必要があります。しかし、災害へと繋がる自然エネルギは非常に巨大で、突然襲来します。このため、実際の災害時に現象を把握するのは困難であり、実験や計算機を使ったシミュレーションが力を発揮します。我々の研究室では、自然災害に対する研究活動の一環として、流体、特に波が関連する現象を対象としています。内容を大別すると、コンピュータを用いた数値的研究と、水槽を用いた実験的研究に分けられます。数値的・実験的研究が互いを補完しあいながら、有効な防災手段の開発に指針を与えることが目的です。

所属 危機管理学部 航空技術危機管理学科 教授
危機管理学研究科 危機管理学専攻 教授
総合学習・日本語支援センター   教授
千葉科学大学 学外連携ボランティア推進室 次長
学位 博士(工学)  ( 東京理科大学 1999年 3月 )
専門分野 数値流体工学 、流体工学
学歴・職歴 1999年3月 東京理科大学 大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士課程 修了
主な担当科目【学部】 図学・製図、CAD実習基礎、CAD実習応用、安全機械工学演習、流体力学及び演習、浮体力学、波と流れの科学、コンピュータ・ネットワーク
主な担当科目【大学院】 危機管理学特論 I 、危機管理学特論 III 、危機管理学総合演習特論 II 、危機管理学ゼミナール III
主な論文・著書 <学術論文>
ラビリンスシール形状に関する数値的研究, 第34回ガスタービン定期講演会講演論文集, 113-116, 2006
非定常乱流に対するRANS計算に関する研究(周期的吹出し・吸込みを伴うバックステップ流の場合), 日本機械学会論文集, B編, 72巻, 724号, 2894-2900, 2006   
超音波振動を利用した非接触チャックに関する研究(浮上物体に加わる保持力の発生要因について), 日本機械学会論文集, C編, 73巻, 728号, 1208-1214, 2007  
Numerical Calculations of Pressure Distribution in the Bearing Clearance of Circular Aerostatic Thrust Bearings with a Single Air Supply Inlet, Transaction of the ASME J. of Tribology, Vol. 129, No. 2, April 2007, 384-390, 2007
Numerical Simulation of Sand Erosion Phenomena in Rotor/Stator Interaction of Compressor, Proc.8th International Symposium on Experimental and Computational Aerodynamics of Internal Flows (ISAIF8), Vol. I, 363-372, 2007
局所的壁面粗さを伴う多翼素翼の空力性能に関する数値的研究, 35回ガスタービン定期講演会講演論文集, 213-214, 2007
Investigation on RANS Computation for an Unsteady Turbulent Flow (In the Case of a Backward-Facing Step Flow with Periodic Perturbation), J. of Fluid Science and Tech., Vol.2, No.3, 623-632, 2007   
境界条件の基礎と決定法 日本機械学会[No.07-131]講習会教材, 39-50, 2008
防災力検定 公認 テキスト&問題集, 近代消防社, 24-25, 68-69, 2009
自由表面流れに対する格子・粒子Hybrid法の開発, 第23回数値流体力学シンポジウム講演要旨集, 43, Web 論文集, C3-1, 1-5, 2009

所属学会 日本機械学会、日本流体力学会、日本自然災害学会、日本ガスタービン学会
資格 計算力学技術者(CAE技術者)
上級アナリスト(熱流体力学)
その他 2008~2010日本機械学会 能力開発促進機構 計算力学技術者認定事業委員会 委員
銚子市津波災害対策協議会 連絡係り
利根川下流河川事務所総合評価審査分科会 委員
日本機械学会 流体工学部門 一般表彰(貢献表彰)受賞
教員免許状更新講習 講師
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