大学や企業の研究所で活躍できる研究者の育成を目的として、有機化学、生物化学、生命科学の基礎薬学に加えて応用薬学を学び、新薬開発の手法を具体的に研究・教育することにより、創薬・製薬、食料品、健康食品、化粧品など幅広い分野で活躍するスペシャリストを育成します。
千葉科学大学大学院薬学研究科は、2008年に開設され、設立から15年目になろうとしております。薬学研究科は、薬科学専攻および薬学専攻より構成されています。薬科学専攻は、4年制薬学課程を修めた方を対象とした2年間の修士課程とその後の3年間の博士課程から構成されています。薬学専攻は、6年制の薬学教育課程を修め薬剤師の資格を有する方を主な対象とした4年間の博士課程からなっています。
薬科学専攻の修士課程は学4年制部における一般的および専門的教養の基礎の上に、専門教育と研究を通して広範な学識と研究能力を養って、大学や企業の研究所で活躍できる研究者を目指します。博士課程はさらに、新薬創製や生命科学の領域でリーダーシップをとって、薬を通して社会貢献できる人材を目指します。
薬学専攻の博士課程は特に医療薬学の分野において、問題解決能力を備えたリーダーとなる高度専門職薬剤師、あるいは薬剤師の視点からの創薬研究能力を身につけた薬剤師研究者(Pharmacist-Scientist)を目指します。
都会からの喧騒を離れて、落ち着いて研究に励むことのできる環境の中、いずれの専攻科、課程に対しても入学者のニーズに応えるべく幅広く選択科目を準備しているだけでなく、専門性を高められるように対応しています。
薬科学専攻修士課程は、学部における一般的および専門的教養の基礎の上に、専門の教育と研究を通して広範な学識と、研究能力と、さらに進んで研究指導能力を養うとともに、薬学の進展に寄与できる人材の養成を目的とする。
薬科学専攻博士課程(後期)は、健康の維持・増進や病気の治療に貢献することを目標に、新しい薬の創製や薬物の作用機能の解明、さらに医療の中での薬物の適正使用に関する研究を重視し、創薬・生命科学の領域でリーダーシップをとり、薬を通して社会に貢献できる人材を養成することを目的とする。
薬学研究科は、薬科学専攻、並びに薬学専攻より構成される。ともに薬学の視点から「健康で安全な社会の形成」を実現する人材の育成を目的としている。すなわち、薬科学専攻修士課程では主に4年制薬学課程を修めた者を対象として、健康の維持や増進、病気の治療に貢献するため、新規生理活性物質の創製、その生理活性物質の薬効評価および作用機作の解明、動物実験を通じた生理活性物質の安全性評価など、一連の創薬科学の研究領域において広い学識と研究能力を身につけることを欲する者を受け入れる。
さらには薬科学専攻博士課程(後期)では主に5年制博士課程の修士課程を修めた者を対象として、医療人としての倫理性を備え、自己の発想を大切にして真理を探求する意欲を持ち、創薬科学の研究領域においてリーダーとなる指導能力を身につけ、研究の発展に寄与することを欲する者を受け入れる。
薬学専攻博士課程では、主に6年制薬学課程を修めた者や薬剤師と実務経験を有する者を対象として、医療薬学の分野において、問題解決能力を備えたリーダーとなる高度専門職薬剤師、あるいは薬剤師の視点からの創薬研究能力を身につけた薬剤師研究者(Pharmacist-Scientist)を目指す者を受け入れる。