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  4. 薬学科の教育目標

薬学科の教育目標

  1. 人の健康の維持・増進に貢献しようとする使命感と責任感、倫理観の育成
  2. 地域の医療・福祉・公衆衛生に深い関心を寄せ、改善のために多職種連携が必要であることを理解し、これらの向上への取り組みに参画できる能力の育成
  3. 医薬品や他の化学物質の生命や環境への関わりを専門的な観点で把握し、適切な科学的判断ができるよう、薬学的知識と技能を修得し、これらを薬物治療・公衆衛生の向上に向けて活用できる能力の育成
  4. 薬学的視点から、医療・福祉・公衆衛生における現状および将来生じると思われる問題・課題を見出し、その解決に向け、科学的思考に基づき改善策を立案できる能力の育成
  5. 薬学の知識を通して対応できる危機管理の素養を身につけた薬の専門家の育成
ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)DP

薬学科

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
薬学科では、所定の単位を修得し以下の資質・能力を有すると認められた者に学士(薬学)の学位を授与します。

1.薬剤師としてのプロフェッショナリズム
薬剤師として必要とされる人の健康の維持・増進に貢献する使命感と責任感、倫理観を備えている。
2.地域医療と多職種連携に取り組む姿勢
地域の医療・福祉・公衆衛生の状況を把握し、改善のために多職種連携が必要であることを理解し、これらの向上への取り組みに参画しようとする姿勢を備えている。
3.薬学の専門知識に基づく薬物治療・公衆衛生の向上に取り組む姿勢
医薬品や他の化学物質の生命や環境への関わりを専門的な観点で把握し、適切な科学的判断ができるよう、薬学的知識と技能を修得し、これらを薬物治療・公衆衛生の向上に向けて活用する姿勢を備えている。
4.医療・福祉・公衆衛生における問題発見解決に取り組む姿勢
薬学的視点から、医療・福祉・公衆衛生における現状および将来生じると思われる問題・課題を見出し、その解決に向け、科学的思考に基づき改善策の立案に取り組む姿勢を備えている。
5.危機管理の素養を身につける姿勢
薬学の知識を通して対応できる危機管理の素養を身につける姿勢を備えている。
薬学科では、所定の単位を修得し以下の資質・能力を有すると認められた者に学士(薬学)の学位を授与します。
力リキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)CP

薬学科
 薬学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げた資質・能力を修得するために、以下の方針に基づいて教育課程を編成し実施するとともに、学習成果及び学修成果の評価を行う。

1.教育課程編成方針
 教養を培い、豊かな人間性を育成するための「一般基礎科目」と、健康で安全・安心な社会づくりに参画できる薬学系人材を育成するための「専攻科目」を体系的に編成する。各科目とディプロマ・ポリシーの対応関係の詳細については「カリキュラム・チェックリスト」により示す。
2.教育内容

A)薬剤師としてのプロフェッショナリズム(DP1)
薬剤師として必要とされる人の健康の維持・増進に貢献する使命感と責任感、倫理観を身につけるために、1年次科目「薬学入門」において薬剤師教育の全体像を説明した上で、社会薬学科目群において体系的に教授する。さらに、薬局および病院での薬学実務実習や薬学実務実習後、6年次に開講される科目「薬学臨床事後演習」を通じて、使命感と責任感、倫理観が身についているかを確認する。

B)地域医療と多職種連携に取り組む姿勢(DP2)
地域の医療・福祉・公衆衛生の状況把握と多職種連携の必要性については、社会薬学科目群および臨床薬学科目群において、学科教員だけでなく、地域の薬局・病院・行政機関に勤務する薬剤師、医師・看護師などの医療関係職種、福祉関係職種、救急救命士など救急医療関連職種、医薬品開発関連職種などによる講義・演習を通じて教授する。

C)薬学の専門知識に基づく薬物治療・公衆衛生の向上に取り組む姿勢(DP3)
薬剤師となるための科学的基盤である医薬品や他の化学物質の生命や環境への関わりを理解するためには、薬学基礎科目群(物理・化学系薬学科目群、生命薬学科目群)を学習する必要があり、主に1~2年次に教授する。これらの薬学基礎科目群の学習を踏まえた上で、2~4年次の医療薬学科目群および、2~3年次の衛生薬学科目群を教授する。薬剤師として活動するための知識・技能は3~4年次の臨床薬学科目群において教授する。さらに、5年次で実施する薬局および病院での薬学実務実習を含む専門実習科目群や科目「卒業研究」において実験・実習を通して学習した知識・技能を再確認すると共に、高度な薬学的知識と技能を教授する。

D)医療・福祉・公衆衛生における問題発見解決に取り組む姿勢(DP4)
DP2「地域医療と多職種連携に取り組む姿勢」を修得するために学習した地域の医療・福祉・公衆衛生の状況を踏まえ、DP3「薬学の専門知識に基づく薬物治療・公衆衛生の向上に取り組む姿勢」を修得するために学習した薬学的知識から、医療・福祉・公衆衛生における現状および将来生じると思われる問題・課題を見出し、その解決に向け、科学的思考に基づき改善策の立案を、科目「卒業研究」の実施を通して教授する。

E)危機管理の素養を身につける姿勢(DP5)
危機管理には、危機が発生する前にそれを回避するあるいは被害を最小限に抑えるためのリスク・マネジメントと、発生した危機の初期対応や二次被害の回避を考えるクライシス・マネジメントがある。薬学教育カリキュラムで開講する殆どの科目において、それぞれの科目内容に該当する危機管理に関する知識を教授する。

3.教育方法
 教育方法は、「講義」、「演習」、「実験」、「実習又は実技」から科目ごとにその到達目標に整合するように1つ、あるいは2つ以上を組み合わせて設定する。
4.学習成果の評価の在り方
 知識に関しては学力試験やレポートで評価し、使命感と責任感、倫理観についてはSGD、技能については、ロールプレイ時のピアレビュー等により評価する。態度に関する評価は、演習、実習への取り組み姿勢や成果発表を通じて評価する。
5.学修成果の評価の在り方
 学修成果の評価は入学直後と、2年次以降は各年次の年度初めに実施し、ポートフォリオ評価や面談を行い、学修プログラム終了に向けての強みや改善点をフィードバックする。4年次では薬学共用試験による知識や技能の評価を実施し、薬学実務実習に向けた質保証を行う。5年次では薬学実務実習後にポートフォリオ評価を実施し、6年次での学習に向けたフィードバックを行う。6年次後半では、ディプロマ・ポリシーに掲げた資質・能力を構成要素とし、医療や公衆衛生におけるリスク・マネジメント及びクライシス・マネジメントを想定した「状況設定問題」を用いた最終評価を実施し、本学薬学部卒業後のキャリア形成に資するフィードバックを行う。
アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)AP
入学者選抜
 本学科は、安全かつ安心な生活を送ることができるように、社会や医療の要請に薬学の知識を通して対応できる危機管理の素養を身につけた薬の専門家を養成することを目指しています。
 本学科では、入学志願者の基礎的知識を評価するための一般選抜入学試験、意欲や表現力、コミュニケーション力等の適性を多面的に判定するための総合型選抜入学試験等、複数の選抜制度を設けています。また、留学生についてはこれらの評価に加えて勉学に必要な日本語能力を身につけている者を受入れます。
求める人物像
下記の項目のいずれか複数の項目を満たす人を求めます。
  1. 薬学に関する知識と技術を学び、安全・安心な社会の構築に寄与したいという意欲のある者
  2. 自然科学分野の基礎的知識を備えている者
  3. 人文・社会科学分野の基礎的知識を備えている者
  4. コミュニケーション力の向上を目指す者
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