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2015年度プログラム

7月16日(木) 第1回危機管理学セミナー

植木 岳雪
テーマ「地震災害に備える ~東京の大地を知る~」
講師:植木 岳雪(同大学危機管理学部教授)
会場:毎日ホール(東京都千代田区一ツ橋1-1-1)

講演概要:
2011年3月11日の東北日本太平洋沖地震(東日本大震災)から4年がたちました。昨年は長野県の御嶽山の噴火があり、最近は箱根火山の活動が活発になっています。この講演では、東京の自然災害を大地のでき方、成り立ちから考えてみます。そして、自らの考え、判断し、行動する意識を持ってもらいたいと思います。

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10月7日(木) 第2回危機管理学セミナー

藤本 一雄
テーマ「千葉県を襲う地震・津波災害に対する防災・減災と危機管理」
講師:藤本 一雄(同大学危機管理学部教授)
会場:京葉銀行文化プラザ(千葉県千葉市中央区富士見1-3-2 )

講演概要:
近年、わが国では、2011年の東日本大震災・紀伊半島大水害、2012年の竜巻被害、2013年の伊豆大島土砂災害、2014年の広島土砂災害・御嶽山の噴火・長野県白馬村の地震など、自然災害が多発しています。また、今後、国家規模の災害として、南海トラフ巨大地震、首都直下地震の発生が懸念されています。これらの「災害」は自然現象であるため、その発生を防ぐことはできません。しかし、これらの災害がひき起こす「被害」は、「防災・減災」(災害の発生前に適切な対策を実施)と「危機管理」(発生直後に迅速・的確な行動を取る)によって、大幅に減らすことができます。本講座では、将来、千葉県を襲う可能性のある地震・津波災害を乗り切るために必要となる防災・減災と危機管理の取り組み方について、わかりやすくお話しさせていただきます。

11月9日(月) 第3回危機管理学セミナー

高 黎静
テーマ「火災危険とその予防」
講師:高 黎静(同大学危機管理学部教授)
会場:水戸プラザホテル(茨城県水戸市千波町2078-1)

講演概要:
火災が起こると、人が死んだり、財産を失ったりします。火災の原因は思いがけないところにあり、少し注意深くすれば、防げることがほとんどです。今回は、低音着火、自然発火、火災拡大、廃棄物火災など身近で起こる火災について話します。

2014年度プログラム

7月4日(金) 第1回危機管理学セミナー

藤本 一雄
テーマ「首都圏を襲う地震・津波災害に対する防災・危機管理の素養」
講師:藤本 一雄(同大学危機管理学部教授)
会場:毎日ホール(東京都千代田区一ツ橋1-1-1)

講演概要:
近年、わが国では自然災害が多発しています(例えば、2011年以降に限っても、新燃岳の噴火、東日本大震災、新潟・福島豪雨、台風第12・15号、大雪被害、竜巻被害など)。また、東日本大震災以降、国家規模の災害として、南海トラフ巨大地震、首都直下地震の発生が懸念されています。
これらの「災害」は自然現象であるため、その発生を防ぐことはできません。しかし、これらの災害によってもたらされる「被害」については、災害の発生前に適切な対策を実施しておくとともに、発生直後に迅速・的確な行動を取ること等により、大幅に減らすことができます。
本講座では、南海トラフ巨大地震・首都直下地震の被害想定について説明するとともに、これらの巨大地震災害を一般市民が乗り切るために必要となる防災・危機管理の素養(リスクリテラシー、リスク管理力、危機対応力、コンプライアンス意識)について、わかりやすくお話しさせていただきます。

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10月8日(水) 第2回危機管理学セミナー

縫村 崇行
テーマ「大雪発生のメカニズムと対策」
講師:縫村 崇行(同大学危機管理学部助教)
会場:京葉銀行文化プラザ(千葉県千葉市中央区富士見1-3-2 )

講演概要:
今年の2月に関東地方にて発生した大雪をとりあげ、その大雪による被害の概説や発生メカニズム。そして私達市民が取るべき対策などについて講演を行います。

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11月6日(木) 第3回危機管理学セミナー

植木 岳雪
テーマ「水戸の大地の成り立ちと地質・地盤災害」
講師:植木 岳雪(同大学危機管理学部教授)
会場:水戸プラザホテル(茨城県水戸市千波町2078-1)

講演概要:
2011年3月11日の東北日本太平洋沖地震(いわゆる東日本大震災)では、水戸地域は建物の倒壊や液状化の大きな被害を受けました。
そのような災害が地震によって引き起こされる一方で、水戸の大地は地震の恩恵を受けてできています。この講演では、水戸の地形・地質の事実を知り、その上で自ら考え、判断し、行動するという意識を高めてもらいます。

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2013年度プログラム

7月10日(水) 第1回危機管理学セミナー

藤本一雄
テーマ「巨大地震災害を乗り切るための防災・危機管理の素養」
講師:藤本一雄(同大学危機管理学部准教授)
会場:毎日ホール(東京都千代田区一ツ橋1-1-1)

近年、わが国では自然災害が多発しています(例えば、2011年以降に限っても、新燃岳の噴火、東日本大震災、新潟・福島豪雨、台風第12・15号、大雪被害、竜巻被害など)。また、東日本大震災以降、国家規模の災害として、南海トラフ巨大地震、首都直下地震の発生が懸念されています。
これらの「災害」は自然現象であるため、その発生を防ぐことはできません。しかし、これらの災害によってもたらされる「被害」については、災害の発生前に適切な対策を実施しておくとともに、発生直後に迅速・的確な行動を取ること等により、大幅に減らすことができます。
本講座では、南海トラフ巨大地震・首都直下地震の被害想定について説明するとともに、これらの巨大地震災害を一般市民が乗り切るために必要となる防災・危機管理の素養(リスクリテラシー、リスク管理力、危機対応力、コンプライアンス意識)について、わかりやすくお話しさせていただきます。

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10月21日(月) 第2回危機管理学セミナー

淺原富士夫
テーマ「20世紀における危機管理の歩み~企業経営の観点から~」
講師:淺原富士夫(同大学危機管理学部教授)
会場:京葉銀行文化プラザ(千葉県千葉市中央区富士見1-3-2 )

現代の社会現象を根底から理解するためには、リスク・危機管理の知識は不可欠となっている。その歴史を振り返ろうとするのは、現在起きている事象の多くは過去の積み重ねの中から生み出されるものであり、未来もその延長線上にあるからである。加えて、社会科学においては、解を探ろうにも実験が困難で、歴史の中にヒントが潜んでいることが多い。そこで、激動の時代であった20世紀において、リスク・マネジメントにかかわる考え方が企業存続管理や保険管理などとして登場した経緯に目を向ける。その次に、冷戦下1962年のキューバ危機発生を契機にアメリカで急速に進化したクライシス・マネジメントが、日本にも「危機管理」という呼称を付して導入されたインパクトを追う。そして最後に、20世紀に培われた管理方法が、21世紀の今後においてどのような社会的な意味合いを持つかを考えていく。21世紀冒頭にアメリカで発生した9.11ならびにエンロンという二大事件後の社会の新たな動きは現在に直結しているからである。

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11月6日(水) 特別開催 危機管理学セミナー

船倉武夫
テーマ「通信ネットの危機管理」
講師:船倉武夫(同大学危機管理学部教授)
会場:毎日ホール(東京都千代田区一ツ橋1-1-1)
現代社会はネット無しに仕事も生活も送れません。
「ネットばかりをするな!」と注意している教師も親も、「ネット依存症」とネット検索するような時代です。情報の海でのネットサーフィンを楽しむには、いい波を見つけて、うまく波乗りすればいい。でも、海を侮ると、溺れる危険性は常にあることを軽視してはいけません。
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11月13日(水) 第3回危機管理学セミナー

嶋村宗正
テーマ「交通事故はどうして起こるのでしょう」
講師:嶋村宗正(同大学危機管理学部教授)
会場:水戸プラザホテル
〒310-0851 茨城県水戸市千波町2078-1
TEL.029-305-8111 FAX.029-305-8520
幸いなことに、近年我が国における交通事故の死者は減少が続いています。しかし、なかなかゼロにはなりません。飲酒に絡む事故や無謀運転に関係する事故によるものなど事故を引き起こしてあたり前というものもありますが、交通事故の多くは、何気ない運転者や歩行者の行動により発生し、重大な結果につながったというのが現状でしょう。
このような起こすつもりがない事故を起こしてしまうにはいろいろが要因があります。運転者・車・道路交通環境の観点から事故発生要因を挙げることが一般的ですが、運転者要因に限ってみても、人間の肉体的な欠陥に基づくもの、あるいは心理面の揺らぎによるものなどが挙げられます。
交通事故の実態を振り返りながら、主に運転者の立場にたち、事故発生要因を人間工学および交通心理学の観点から解説します。

2012年度プログラム

7月10日(火) 第1回危機管理学セミナー

高黎静
テーマ「身近な火災危険とその予防」
講師:高黎静(同大学危機管理学部教授)
会場:キャンパス・イノベーションセンター東京(東京都港区芝浦3-3-6)

火災が起ると、人が死んだり、財産を失ったりします。火災の原因の多くは、たばこの不始末やこんろの使用放置など「ちょっとした不注意」が原因で発生していますが、「こんなことでも火災になるの?!」と普通では思いもよらないことが原因で発生することもあります。しかし、火災の原因は思いがけないところにありますが、少し注意深くすれば防げることがほとんどです。
今回の講義は、まず「火災」の定義から、火災に関するニュースによく聞かれた専門用語を簡単に説明します。また、過去の火災事例を紹介しながら、今回の東日本大震災を踏まえた危険物の事故防止のため、私たちの暮らしの中で身近にあるガソリンや灯油、軽油などを取り上げ、その危険性および安全に取り扱う方法や、いざというときに慌てず冷静に対応できるような予防対策などについて、わかりやすく解説していきます。

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10月22日(月) 第2回危機管理学セミナー

戸田和之
テーマ「知ってて得する津波対策の現状」
講師:戸田和之(同大学危機管理学部准教授)
会場:京葉銀行文化プラザ(千葉県千葉市中央区富士見1-3-2 )

多くのプレート境界に囲まれた日本は、いわゆる「津波銀座」であり、古くから頻繁に津波被害に直面してきました。実際に、世界の津波被害を調べると、半数以上が日本といったありさまです。このような現状で我々日本人は、何もせずに手をこまていていたわけではありません。世界でもトップレベルの対策を講じてきました。東日本大震災によって甚大な被害を受けた現在でも、この点について考えを改める必要はないでしょう。さて、では「何故このような悲惨なことになってしまったのか。今後はどうすればよいのであろう。」といった自然な疑問を抱くのではないでしょうか。
東日本大震災以降津波に対する興味も高まり、津波の基本的な性質は広く知られるようになってきました。本講演では、まず、津波の性質を復習し、これらをもとにどのような策が講じられてきたのか、また、現在の対策の限界を皆さんと一緒に考えて行きたいと思います。津波対策の現状を知ることにより、有事の際の適切な判断に多少なりとも役立てば幸いです。

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11月22日(木) 第3回危機管理学セミナー

堀本政夫
テーマ「食品の安全性はどのように確保されているのか」
講師:堀本政夫(同大学危機管理学部教授)
会場:茨城県県南生涯学習センター(茨城県土浦市大和町9番1号ウララビル5階)

近年、食の安全に対する私達の関心は非常に高く、食品に対する認識や食生活を守る枠組みも大きく変わってきています。また、「食の安全と安心」という言葉がよく使われますが、「安全」の部分は科学的な事実を積み上げた結果として保証されるものであり、一方、「安心」の部分は私達の感情によって左右される部分を含む心情的なものです。最近、食品の放射能汚染に対して過剰に反応したり、風評に惑わされて水や一部の食品を買いあさるなど、「食の安全と安心」をめぐって日本中が混乱状態に陥りました。このように食の安全に関わるさまざまな情報が氾濫している昨今、私達に求められることは、「正しい知識を身につけ、的確な情報を取得し、考え、冷静に行動すること」ではないでしょうか。
本講義では、この「食の安全と安心」のしくみをはじめ、わが国において食品の安全性がどのように確保されているのかを、食品中の残留農薬や食品添加物を例にして説明します。また、私達の安心感の醸成に非常に重要な役割を果たす「リスクコミュニケーション」についても触れてみたいと思います。

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2011年度プログラム

7月12日(火) 第一回危機管理学セミナー ~東日本大震災関連~

黒木尚長
専門分野[化学災害、災害調査、原子力安全]
テーマ「原子力安全に思うこと」
講師:長谷川和俊教授
会場:三田 キャンパスイノベーションセンター
演者は、これまでリスク管理の視点から原子力安全に関わることが多くあった。1997年の旧動燃アスファルト固化処理施設の火災爆発事故原因を明らかにした。2001年には原子力産業安全の後進性について論文を著し、改善策を提言した。2005年まで14年間、原子力安全委員会・専門委員を務めた。2007年の新潟県中越沖地震以降、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所のリスク管理を指導してきた。これらの経験を基に、福島第1原子力発電所の実状に鑑みて、原子力安全に関して、被爆経験を有する地震大国の安全文化、世界規模で必須の原子力発電のリスク低減化への原因究明、危機管理実施における本社と発電所の体制と機能、のあり方などについて吐露する。
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10月11日(火) 第二回危機管理学セミナー

森 雅博
専門分野[分析化学、生物物理]
テーマ「広がり続けるHIV感染。エイズの現状とどのようにして治療するのか」
講師:大高泰靖助教
会場:三田 キャンパスイノベーションセンター
日本ではエイズを引き起こすHIV感染の拡大が続いている。エイズとはどのような病気かを知ると共に、感染者はどのような治療を行っているかについて、説明・解説する。
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10月26日(水) 第三回危機管理学セミナー ~東日本大震災関連~

地下まゆみ
専門分野[地震工学、地震防災学]
テーマ「首都圏で発生する大地震に備える」
講師:藤本一雄准教授
会場:京葉銀行文化プラザ
   千葉市中央区富士見1-3-2 TEL:043-202-0800
首都圏では、マグニチュード7クラスの首都直下地震が70%の確率で発生するといわれています。また、過去には、マグニチュード8クラスの関東地震も繰り返し発生しています。これらの大地震に備えるため、これらの地震についてわかりやすく解説するとともに、大地震が起こってから後悔しないために家庭でできる地震防災の取り組みについても紹介します。
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11月8日(火) 第四回危機管理学セミナー

地下まゆみ
テーマ「日本が生き残るための国際戦略とアフリカ政策」
講師:ムルアカ氏特別講演
会場:三田 キャンパスイノベーションセンター
戦後、先人達が国に対する忠誠心を社会に対して捧げ、経済成長を成し遂げた日本。
しかし、現在、日本経済は危機的状況にあります。今こそ、本当に日本を思い、しっかりした戦略を持って国際社会に進出すること、つまり、日本も周りの国も互いに成長し合うことのできる戦略が重要です。今、確実なアフリカ政策をもって日本とアフリカの関係を築いていくことこそ、日本が危機的状況から脱出していく鍵なのです。
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12月6日(火) 危機管理学セミナー特別講演 ~東日本大震災関連~

地下まゆみ
専門分野[地震工学、地震防災学]
テーマ「首都圏で発生する大地震に備える」
講師:藤本一雄准教授
会場:三田 キャンパスイノベーションセンター
首都圏では、マグニチュード7クラスの首都直下地震が70%の確率で発生するといわれています。また、過去には、マグニチュード8クラスの関東地震も繰り返し発生しています。これらの大地震に備えるため、これらの地震についてわかりやすく解説するとともに、大地震が起こってから後悔しないために家庭でできる地震防災の取り組みについても紹介します。
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2010年度プログラム

第1回 7月14日(水)開場/17:30・開演18:00~19:30 定員100名(先着順、無料)

黒木尚長
「健康と医療に関わる危機管理」
講師:黒木尚長(同大学危機管理学部教授)
会場/キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区芝浦3-3-6)
「健康危機管理」とは、医薬品、食中毒、感染症、飲料水その他何らかの原因により生じる国民の生命、健康の安全を脅かす事態に対して行われる健康被害の発生予防、拡大防止、治療等に関する業務をいいます。今回、この概念をより広くとらえ、健康と医療に関わる危機管理について、法医学者、非常勤監察医として務めた経験を踏まえ、生活習慣病、過労死、突然死、疾病と関わる事故、医療関連死などについて講演します。具体的には、実際の症例を紹介したり、データに基づく病態の解明などを行い、身の回りの危険とそれらに対する対処方法を示します。
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第2回 10月13日(水)開場/17:30・開演18:00~19:30 定員100名(先着順、無料)

森 雅博
「ウイルスと疾患……人畜共通感染症とその脅威」
講師:森 雅博(同大学薬学部准教授)
会場/キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区芝浦3-3-6)
インフルエンザ、おたふく風邪、はしか、狂犬病、口蹄疫…これらは、ウイルスという微生物で起こる病気です。しかしながらこの病気に対抗するには、体の免疫を高めるしかないのです。抗生物質は効きません。日頃の生活から免疫を高めてこれらの病気を排除する方法を考えてみませんか。ウイルスには、感染する相手を選ぶ性質があります。ヒトならヒト、トリならトリ、ウシならウシ、感染する相手を宿主といいますが、宿主は何故、選ばれるのか、この選択性が破綻するとどのような危機が訪れるのか…インフルエンザ、肝炎、口蹄疫を題材に、その危険性と我々のできる危機管理について考えてみましょう。
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第3回 11月10日(水)開場/17:30・開演18:00~19:30 定員100名(先着順、無料)

地下まゆみ
「土砂災害~土の中を探る~(仮)」
講師:地下まゆみ(同大学危機管理学部講師)
会場/キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区芝浦3-3-6)
近年、日本だけでなく世界各国で大きな土砂災害が発生し、多くの被害が報告されています。土砂災害は集中豪雨や地震といった自然の力が引き金となって発生し、ひとたび災害が起こると、さまざまな規模の人的・物的被害が生じます。急斜面で発生するがけ崩れ、緩斜面で発生する地すべり、そしてがけ崩れをきっかけに発生する土石流といったこれらの土砂災害は、土とその中を流れる水が関係しています。今住んでいる場所など自分の身近な場所は大丈夫なのか、土の中を少し探って考えてみませんか。
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2009年度プログラム

第1回 7月15日(水) 開場/17:30・開演/18:00~19:30 定員100人(先着順、無料)

木村栄宏
「身近なリスクマネジメント」
講師:木村栄宏(同大学危機管理学部教授)
会場/キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区芝浦3の3の6)
たとえば振り込め詐欺や金融商品リスクなど、あるいは価値観の多様化の中で、日常生活でも仕事でもますます身近な危機管理・リスクマネジメントの必要性が高まっています。困ったときに、さあどうする?これは何に見えるだろう?あの有名企業が取った戦略とは?身近なところからリスクマネジメントを考えてみませんか?
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第2回 10月14日(水) 開場/17:30・開演/18:00~19:30 定員100人(先着順、無料)

嶋村宗正
「交通事故防止と被害の軽減(仮)」
講師:嶋村宗正(同大学危機管理学部教授)
会場/キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区芝浦3の3の6)
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第3回 11月11日(水) 開場/17:30・開演/18:00~19:30 定員100人(先着順、無料)

安田一郎
「食品・医薬品における危機管理(仮)」
講師:安田一郎(同大学薬学部教授)
会場/キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区芝浦3の3の6)
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2008年度プログラム

第1回 10月15日(水) 開場/17:30・開演/18:00~19:30 定員100人(先着順、無料)

増澤俊幸
「感染症からいかに身を守るか」
講師:増澤俊幸(同大学薬学部教授)
会場/キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区芝浦3の3の6)
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第2回 12月17日(水) 開場/17:30・開演/18:00~19:30 定員100人(先着順、無料)

藤本一雄
「後悔しない地震防災」
講師:藤本一雄(同大学危機管理学部講師)
会場/キャンパス・イノベーションセンター(東京都港区芝浦3の3の6)
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2007年度プログラム

第1回 7月27日(金) 講演/14:30~16:30 会場/千葉科学大学

嶌信彦氏
高校生のための危機管理講座-1
「現代社会を生き抜くための力を身につけよう」
ゲスト講師:嶌信彦氏(コメンテーター)
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宮林正恭 教授
高校生のための危機管理講座-2
「リスク危機管理とは何か」
講師:宮林正恭 教授
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酒井明 教授
高校生のための危機管理講座-3
「大地震に直面 その時あなたはどうする」
講師:酒井明 教授
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第2回 9月16日(日) 講演/13:00~15:00 会場/キャンパス・イノベーションセンター

増澤俊幸 教授
「感染症と危機管理」
講師:増澤俊幸 教授
詳しい講演内容はこちら
長村洋一 教授
「感染防御学における医と食の危機管理」
講師:長村洋一 教授
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第3回 10月21日(日) 講演/13:00~15:00 会場/オリベホール

さかなクン
魚の資源と危機管理-1
「海の環境は、だいじょうぶ?」
ゲスト講師:さかなクン(タレント)
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永淵修 教授
魚の資源と危機管理-2
「安全な水について」
講師:永淵修 教授
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第4回 12月9日(日) 講演/13:00~15:00 会場/キャンパス・イノベーションセンター

柳生博
動物の命と危機管理-1
ゲスト講師:柳生博(俳優 )
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柴原壽行 教授
動物の命と危機管理-2
講師:柴原壽行 教授
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2006年度プログラム

開講記念講演

第1回 4月25日(火)開講記念講演 講師 毎日新聞社特別編集委員:岸井成格 氏

テーマ 「危機管理 政治記者の視点」
岸井成格氏

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テーマⅠ 「災害・環境安全」の危機管理

第2回 5月30日(火)講師 千葉科学大学:平野敏右 学長

テーマ 「これだけは知っておきたい危機管理」
平野敏右 学長

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第3回 6月20日(火)講師 千葉科学大学顧問 岡山大学名誉教授(医学部):金政泰弘 氏

テーマ 「危機管理 - 感染防御の立場から」
鳥インフルエンザが人に猛威を振るう可能性は充分あります。バイオテロの可能性もゼロとはいえない国際情勢です。身近なところでは食中毒が私達を狙っています。ペットとて感染源の宝庫になりかねません。目に見えない病原微生物の脅威の立場から危機管理について解説します。
金政泰弘 氏

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第4回 7月25日(火)講師 消防庁国民保護・防災部長:小林恭一 氏

テーマ 「大規模災害の世紀と危機管理体制 ~その現状と課題」
21世紀、大規模地震や風水害などの自然災害、産業災害、テロ災害等の危険性が急増しています。この発生を防ぐと共に、万一起こった場合、被害を減らすために、国や地方公共団体は、どのような仕組みでどう対応しようとしているのか、危機管理体制の現状と課題を解説します。
小林恭一 氏

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キャンパス講座

第5回 8月27日(日)・8月28日(月)キャンパス講座(1泊2日)

会場:千葉科学大学キャンパス 宿泊先:犬吠崎京成ホテル

8月27日(日)

講師 千葉科学大学 防災システム学科:田中厚成 教授
テーマ 「津波の恐ろしさとその対応」
スマトラ沖大地震によって引き起こされた大津波の例をもとに、被害と減災について検討していきます。

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講師 鳥取大学生命機能研究支援センター 動物資源開発分野長、助教授:柴原壽行 氏
テーマ 「危機管理 - 感染症からいかに身を守るか」
BSEやSARSなどの感染症は、想像を超える人的、経済的被害をもたらす可能性があります。寄生虫学領域の話と共に、感染症とその危機管理について解説します。
柴原壽行 氏

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講師 千葉科学大学 薬学部:田井中幸司 講師
テーマ 「大丈夫?あなたの健康法 ~すぐに役立つお手軽運動法」
運動の効能は薬の処方と同じで用法・容量より異なります。運動が体の良薬になるためのポイントやすぐに役立つ運動法を紹介します。
田井中幸司 講師

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8月28日(月)

講師 健康管理センター心理カウンセラー:西垣由加子 氏
テーマ「こころの危機 ~よい人間関係の築き方」
親子関係を中心に、職場や学校などで、よい人間関係を築くための具体的な方法を、事例を交えながら解説します。

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講師 千葉科学大学 薬学部:岡本能弘 助教授
テーマ 「身の回りの微生物をホタルの発光原理を利用して検出する」
私達が生きていく上で欠かせない存在の微生物が、身のまわりにどのくらい存在するのか。ルシフェラーゼ反応を用いて検出します。
岡本能弘 助教授

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講師 千葉科学大学 薬学部:高崎みどり 助教授
テーマ 「漢方薬を知る」
漢方処方には、湯、丸、散などの剤形があります。実際に湯(煎液)を調整しながら、漢方薬全般について解説していきます。

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テーマⅡ「健康・感染防御」の危機管理

第6回 9月26日(火)講師 聖路加国際病院救急救命センター長:石松伸一 氏

テーマ 「救急医療の現場から」
救急医療の現場から、事故を未然に防ぐにはどうしたらいいのか。被害を最小限にくいとめるためにはどうすればいいのか。病院のそばで発生した地下鉄サリン事件の際のエピソードを例にとり、集団災害時の対応について講演していただきます。
石松伸一 氏

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第7回 10月31日(火)講師 倉敷芸術科学大学 生命科学部生命動物科学科教授:古川敏紀 氏

テーマ 「災害と動物資源」
日本には毎年、多くの台風がやってきます。また、地震や津波などの自然災害にも常にさらされています。このような災害の状況下で、動物を財産と考えての動物資源の関わりについて解説します。
古川敏紀 氏

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第8回 11月28日(火)講師 千葉科学大学 薬学部:増澤俊幸 教授

テーマ 「動物由来感染症 ~輸入動物を介した侵入リスク」
日本には毎年100万匹を超える動物がペットとして輸入されています。その多くは野生動物であり、日本に存在しない病原体を保有する可能性が危惧されています。鳥インフルエンザ、BSE等の動物由来感染症について解説し、これらの侵入リスクと対応について講演していきます。
増澤俊幸 教授

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第9回 12月12日(火)講師 東京大学名誉教授:唐木英明 氏

テーマ 「食品の安全と安心の違い」
日本の食品の安全性は世界的に見て非常に高いのですが、添加物やBSEなど食品に対する消費者の不安はこれまでになく高まっています。食品の安全対策と安心対策の中身を考えることで不安の原因を探っていきます。
唐木英明 氏

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テーマⅢ「企業・現代社会」の危機管理

第10回 1月23日(火)講師 長岡技術科学大学助教授:渡辺研司 氏

テーマ 「企業経営における事業継続マネジメント ~その戦略的重要性」
企業が関わるビジネスコミュニティの範囲が急拡大し、商取引の量・スピードが急増している現在、事業継続に関わるレジリエンシー(弾力性のある回復力)の確保が、経営戦略上、重要になってきています。国内外の事例を紹介しながら、現状と今後の方向性について解説します。
渡辺研司 氏

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第11回 2月27日(火)講師 千葉科学大学 危機管理システム学科:酒井明 教授

テーマ 「外国人労働者の受け入れについて ~少子高齢化にいかに対応するか」
日本人労働者の減少を補うために、毎年、約60万人の外国人労働者を受け入れなければ、日本は現在の経済水準を維持できないといわれています。しかし、受け入れの拡大は、犯罪、社会保障、教育等の社会秩序リスクを伴うことから、どのように考えればいいのかを検討します。
酒井明 教授

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第12回 3月27日(火)最終講演 講師 千葉科学大学:宮林正恭 副学長

テーマ 「危機管理の問題点と今後の方向 ~最近のトピックスに触れながら」
危機管理に関する現代社会の現状と問題点、今後のあるべき方向について考察していきます。その際、危機管理活動の性格、特殊性、ジレンマ等についても言及し、組織社会の中での各個人の生き方と危機管理の問題点についても解説していきます
宮林正恭 副学長

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2005年度プログラム

第1回 4月26日(火)開講記念講演 講師 元初代内閣安全保障室長:佐々淳行氏

テーマ 「危機管理総論」
1954年東京大学法学部卒業後、警察庁入庁。警察、外務、防衛を歴任、あさま山荘事件をはじめとする数多くの事件処理、要人警備などを指揮、86年には、初代の内閣安全保障室長に就任されました。退官後も、行動する政策提言家として活躍され、2000年には危機管理の要諦を訴えた功績に対して、菊池寛賞を受賞されました。「危機管理」のワードメーカーとして、本講座の開講記念として、講演していただきます。
佐々淳行氏

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第2回 5月31日(火)講師 千葉科学大学 防災システム学科:栗田勝実 助教授

テーマ 「阪神・淡路大震災から10年~この10年で見えてきた地震防災とその課題」
戦後最悪の地震災害を引き起こした平成7年兵庫県南部地震。この地震により、それまで考えられてきた地震防災対策の問題点を露呈させ、反省や教訓を与えてくれました。この講座では「現在の地震学・地震工学では、何がどこまで解明されているのか、現在の技術の限界はどこか、また、人間・社会を取り巻く課題はなにか」についていくつかの事例を交えながらわかりやすく紹介し、いざ地震という危機の際に何をすればよいのかをみなさんと考えていきます。
栗田勝実 助教授

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第3回 6月28日(火)講師 交通事故総合分析センター研究部:嶋村宗正 主任研究員

テーマ 「シートベルト着用と交通事故における傷害」
自動車乗車中のシートベルト着用が義務化になってから20年が経過しました。しかし、依然としてシートベルトを着用せずに死亡する事例が後を絶ちません。そこで、まず着用の有無による傷害の違いを検証し、着用が自分自身の保護だけではなく、同乗者の傷害を軽減することについても例を示します。これらのデータによりシートベルト着用の重要性を示し、自らの安全は自分で守る必要性を述べます。
嶋村宗正 主任研究員

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第4回 7月19日(火)講師 鳥越俊太郎氏 ※講座修了後、懇親会

テーマ 「危機管理のあり方」
1965年京都大学文学部国史学科卒業後、毎日新聞入社。新潟支局、サンデー毎日編集部、外信部(テヘラン特派員)を経て、88年サンデー毎日編集長、89年10月からは「ザ・スクープ」キャスターとなり、2001年には「桶川ストーカー殺人事件」など一連のジャーナリスト活動が認められ、日本記者クラブ賞を受賞されました。現在は、「スーパーモーニング」のキャスター、大学教授として活躍中。自らの肩書きを「ニュースの職人」とし活動、今回は、その観点から「危機管理のあり方」に関して講演していただきます。
鳥越俊太郎氏

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第5回 9月27日(火)講師 千葉科学大学 環境安全システム学科:永淵修 教授

テーマ 「自然環境の危機管理~世界自然遺産”屋久島”を例に」
我々人類は、自然環境の異変にはあまり関心を示しません。しかし、それに気づいたときには手遅れということを地球史が教えています。過去2度にわたる、生態系が絶滅に瀕する自然環境の異変の原因は我々人類の手のとどかないものによって引き起こされました。しかし、現在の地球環境問題はすべて人類の力が加わって引き起こされています。この地球環境問題の生態系への影響、その危機管理について酸性雨と地球温暖化を例に解説します。
栗田勝実 助教授

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第6回 10月25日(火)講師 千葉科学大学 環境安全システム学科:安藤生大 助教授

テーマ 「循環型社会と廃棄物の危機管理~紙のリサイクルから循環型社会を考える」
紙のリサイクルは循環型社会システム形成の観点から望ましいとされています。しかし、過去において「田子の浦港ヘドロ問題」を発生させ、現代でも年間400万トンを超える製紙産業廃棄物を発生し続けています。大量に発生した産業廃棄物は、環境危機管理の観点から自然(地球)に与える影響を最小化するように、詳細な性状把握と適正処理を行う必要があります。本講座では、紙全体のマテリアルリサイクルを通して、循環型社会システム形成と廃棄物の危機管理について考えていきます。
安藤生大 助教授

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第7回 11月29日(火)講師 作家:柳田邦男氏

テーマ 「大企業の組織疲労~合併、業務委託、雇用変質の中で~」
紙のリサイクルは循環型社会システム形成の観点から望ましいとされています。しかし、過去において「田子の浦港ヘドロ問題」を発生させ、現代でも年間400万トンを超える製紙産業廃棄物を発生し続けています。大量に発生した産業廃棄物は、環境危機管理の観点から自然(地球)に与える影響を最小化するように、詳細な性状把握と適正処理を行う必要があります。本講座では、紙全体のマテリアルリサイクルを通して、循環型社会システム形成と廃棄物の危機管理について考えていきます。

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第8回 1月31日(火)講師 千葉科学大学 危機管理システム学科:大野晋 教授

テーマ 「危機管理と変更管理~変化は危機を招く 化学プロセスを中心として~」
危機の発生を予測することは難しいが、発生することを前提として被害を予測し、低減する方策を立てることは可能です。特に人的、科学的な危機に関してはリスク評価を適切に行えば発生そのものを防止できると言っても過言ではありません。危機は忘れた頃にやってくるのは貴重な教訓や知見が形骸化したり、環境の変化によって危機管理の仕組みなどが対応していないところに問題があります。社会環境、技術の進歩、組織の変化、時間の経過等の様々な変化に対して管理してゆくことの重要性を解説していきます。
大野晋 教授

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第9回 2月28日(火)講師 千葉科学大学 危機管理システム学科:高谷尚志 教授

テーマ 「コンプライアンスの課題~個人情報保護法施行後に起きていること」
個人情報保護法が05年度から本格的に導入されます。法律というものは規制の集積であるため、個人情報をビジネスの中に取り込んでいる企業は個人情報の適切な管理をどう進めるか、新たなコンプライアンス(法令順守)の課題を抱え込みました。該当各社は対応に追われていますが、いきなり、完璧な対応ができるわけではないことはいうまでもありません。ではどうすればいいのか。施行後の状況を、実例とともに分析・解説していきます。
高谷尚志 教授

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第10回 3月28日(火)最終講演 講師 千葉科学大学:平野敏右 学長
※講座修了後、懇親会

テーマ 「現代の危機管理意識、行動規範」
社会の動きは、そのほとんどが、人々の危機意識に根ざしています。危機管理を、的確に行うには、社会の動きを詳細に観察し、その結果に基づいて、行動を開始する必要があり、当然、人々の危機意識と、行動についての理解が、不可欠です。人々の行動に、危機意識がどのように作用しているか、事故災害と安全対策の関係、人々の認識と社会活動の関係など、いくつかの例を挙げて解説します。
平野敏右 学長

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